事例・受講者の声

クライアント様より許可いただいた事例、お声をご紹介いたします。

目次

事例紹介

【1】値上げを躊躇していた飲食店の女性経営者の話

飲食店経営者へ経営改善にむけた支援をさせていただいた時の話です。

そのお店は約20年、我流ながら地道に、お客様に愛される店をつくり上げいらっしゃいました。

しかし、新型の感染症の影響や原材料費の高騰など、企業努力でなんとかできる範囲をとうに超え、経営はジリジリと追い詰められていました

女性経営者との面談中、彼女は悲痛な面持ちで、ポロッとこぼしました。

「(原材料費の高騰で)価格転嫁しないといけないことはわかってるけど、値上げすることに罪悪感を感じるんです。だって、お客様が困るじゃないですか。世の中これだけ値上げしていて、家計も苦しくなるだろうし…そんな中わざわざうちで買ってくれてるのに」

お客様のことを思うゆえに値上げをためらっていましたが、このままでは大切に育てたお店が続かなくなる可能性がありました。

そこで私は、企業のお金の流れを見える化できるツール「お金のブロックパズル」を使って、値上げする意味を理解していただこうと考えました。

私はお金ブロックパズルを使って、値上げすることがお店の経営をどのくらい良くし、その結果、お客様に喜ばれるサービスを続けられるかを、論理的かつ視覚的にお伝えしました。

そして、次のような言葉を添えさせていただきました。

「どんなに美味しいお料理も、経営が苦しくて眉間に皺を寄せて作っていては楽しくないでしょう。無理をしてお店がなくなれば、困るお客様もいるでしょう。“値上げ“ではなく、“適正価格“で経営した方が長く続くし、より良いサービスを提供し続けられる。今まで本当に誠実にやってきているんなら、お客様が必ず理解してくれます」

日本キャッシュフローコーチ協会代表理事 和仁達也氏考案

2ヶ月後、ほぼ全商品を値上げしました。

商品によっては30%値上げしたものもあります。

確かにテイクアウトの売り上げは一時的に下がりましたが、すぐにお客様は戻ってきてくれました。

その後彼女がくれた言葉に、私が本当にしたかった仕事のあり方が見えて胸が熱くなりました。

「テクニカルなことはもちろんのこと、考え方を教えていただき今は楽しく仕事ができています。私にとって経営は夢と現実の狭間です。現実に埋もれてしまいそうなところに、夢を与えてくださってありがとうございます」

私自身、大切な経験をさせてもらい、感謝しています。

【2】経営者のビジョンが社員に伝わる瞬間(経営方針発表会で)

クライアント企業の経営方針発表会に参加した時の話です。

発表会では、私も経営者の方針発表の後に講話をさせていただく予定となっていました。

経営方針発表会当日、経営者は、社員の前で「給与を2倍にする」ための方針を大きく打ち出しました。

これだけのことを堂々と言える経営者は、本当にすばらしいと思います。

経営者はそれを実現するために売上を上げ、利益率を高めていくための新たなビジョンを語り、「みんなで同じ方向に走っていきましょう」と呼びかけられました。

実際、社員たちは給与2倍との話なので、冒頭から興味深く聴いていた一方で、どこか「本当に?」と非現実的な反応もありました。

「また忙しくなるのでは?」
「私たちはさらにどんなことが求められるのだろう」

人が足りていない現状で給与2倍ともなれば、働き方が変わっていくであろうという不安からだと思います。

そこで私は経営者の後を受けて、経営方針を実現する方法をお金のブロックパズルを使って、社員により納得感のある形で“見える化”してお伝えすることにしました。

利益を生むのは必ずしも「人」とは限らず、新時代を生き抜く最適な投資を選択しながら、会社も社員もより豊かになることを目指しているというメッセージを違う視点から伝えたのです。

40分後、社員の方々に晴れ晴れとした表情が並びました。

思いが先行して一方通行になりがちだった経営者のビジョンが、相互に交わった瞬間を垣間見ることができたのです。

こうした瞬間に立ち会えるのは、この仕事をする醍醐味の一つだと改めて思いました。

クライアント様・受講者様の声

社会福祉法人 代表「こども園2施設合同チームビルディング研修」

2施設の保育士たちの親睦と連携を強めたくて研修を依頼しました。

参加したスタッフからは、ワークを通して他の人の考え方や行動癖がよくわかり、関係性を築くためのヒントを得たとの感想がありました。

日常に落とし込める仕掛けもあり、受講後もみんなで取り組みを続けています。

健康系企業経営 代表「新規営業支援コンサルティング」

当初はBtoB営業を手さぐりでやっていて門前払いばかりでした。

自社のサービスの中で何が喜ばれているかを丁寧に掘り下げてもらえたことで、ペルソナが明確になり、誰に何を訴求すれないいのかが明確になりました。

今まで専門家から支援を受けてきた中で一番具体的で、こちらが今まさにほしいことを可視化してくれたと思います。

例えば企画書の書き方とか、言い回しの良し悪しについて助言をくださったり、支援が具体的なので、行動に結びつきやすく、モチベーションが続いています。

行動が続いていることで結果がついてきていて、今は未来が具体的に描けるようになっています。

研修・コンサルティング・支援実績

食品メーカー営業研修

プレゼン支援をきっかけに続いている次世代との関わり

支援した高校のプレゼンテーション(通称「オンライン甲子園2021年夏」優勝校 中京大中京女子軟式野球部)

その他の活動・表彰実績

日本キャッシュフローコーチ協会MVP(2023年)

日本キャッシュフローコーチ協会公式サイト
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